ブルー・ペパーズ - BLUE PEPPERS EP [vivid sound!]6trks.CD

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ブルー・ペパーズ - BLUE PEPPERS EP [vivid sound!]6trks.CD (価格 1,500円 + 税)

金澤寿和監修のレーベル LightMellow's Choiceより、既にSNSで話題沸騰の現役大学生ツー・メン・ユニット、遂にデビュー。ハイレヴェルのAORサウンドで、都市型ポップス・シーンにス パイスを振りまく!! 鳩に豆鉄砲 ?突然のことにビックリして、キョトンとしている様子の喩え?。自分が初めて ブルーペパーズ を聴いた時が、まさにコレだった。「エッ!?」とひと言発し たきり、二の句が告げない。気を取り直して、突然届いた音源付きのメールをチェックすると、大学生の2人組ユニットで、AORやジャズ、フュージョン要素 の強いシティ・ポップスを演っている、とある。だから音のベクトルはおおよそ予測できた。でもその完成度の高さは桁外れ。とてもとても現役大学生のツー・ メン・ユニットとは思えず、120%意表を突かれた。そこですぐさまメンバーにコンタクトを取り、発注寸前だった自主制作盤のプレスを止めた。これはシッ カリした流通に乗せ、広く紹介しないと…。そう直感したのである。実際にリード曲「6月の夢」とミニ・アルバムのダイジェストがYouTubeにアップさ れた途端、メジャーを含む複数レーベルからオファーが入ったという。それだけクオリティが高いのだ。 年齢に不釣り合いなほどのAORフリークで、何事にも研究熱心な福田直木。ハジレコが どジャズだった、という早熟さで、やがてプロについてキーボードや作編曲を学ぶミュージシャン指向の井上薫。この2人のコンビネーションが絶妙で、いずれ はアーティストとして創作を続けながら、プロデュース・ユニットとしても活動したいと将来の夢を語る。自分たちが歌えるのに、リード曲では甘酸っぱいミラ クル・ヴォイスの女性シンガーを起用するあたりのクレヴァーさは、まるで若い冨田恵一のようだ。Ceroの人気が急上昇したり、北園みなみやシンリズムの デビューが大きな話題になるなど、いま、いわゆる“シティ・ポップス”が脚光を浴びている。正直、2、3年前には考えられぬほどの盛り上がりだが、いざ蓋を開けると、イメージよりもヒップホップやEDMのインフルエンスが強い者が少なくない。故に“シティ・ポップス”の看板を嫌ったり、音楽性をどんどん変 化させるアーティストも。でもそれが悪いのではなく、“シティ・ポップス=都市のサウンドトラック”程度の認識で充分OKなのだ。しかしブルー・ペパーズ は、もう完熟のジュクジュク。これがデビューの学生ユニットなのに、閉塞感に陥りやすい宅録派、ガレージ・サウンドしか作れない中堅バンドのジレンマを早 くも克服した。上の世代がオトナになることを拒んできたのに対し、彼らはオトナたちを羨み、オトナに学ぼうとしている。ミュージシャンとして、カリスマ・ リスナーとしてのインプットがワイド・レンジで、今に至るシティ・ポップス・シーンの牽引役キリンジにも負けぬしたたかさがあるのだ。それでいて、同世代 に訴求するポップネスを併せ持つのが特徴。もし「6月の夢」を聴いて心が疼かなければ、ポップス・ファンとしての感性を疑うしかない。いずれにせよ、自主 制作のつもりで完成させたEPにして、この緻密さ、このレヴェル。早くも次作が楽しみな自分がいる。

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